Ｎ様： 母が亡くなって相続が発生したのですが、相続人は自分を含めて兄弟姉妹4人。敷地内には自宅と叔父宅、そして賃貸マンションが２棟建っていたんです。

栁澤： 人気の町でとても大きな敷地です。叔父宅がその敷地の真ん中、へそのようなところにあったんですよね。

Ｎ様： 相続税を支払うために賃貸マンションのうち１棟は売却することを決めていました。そこに叔父宅を含めると土地がちょうど長方形になるので、叔父宅も含めて売却できないかと話をしていたんです。 兄弟それぞれがお願いした仲介業者さん４社に相談したんですけど、栁澤さんとは弟の紹介で、最後にお会いしました。

栁澤： 弊社以外は大手の不動産仲介会社で、ご兄弟の間ではやはり大手がいいだろうと、すでに話をされていました。

Ｎ様： でも結局遠回りしてしまいました。その後、叔父宅の権利は使用貸借と判明し、売却に同意してもらいたいが、スムーズにいかず……。こちらとしては残る自宅、賃貸マンションを含めてきれいに納めたかったので、その辺りを整理してくれる専門家を求めていました。

栁澤： そこを放置してしまうと、先に進めませんからね。相続税の支払い期限もありますから、早めに手を打ててよかったと思います。

栁澤： 立地は魅力的だったものの、現状では商品になっておらず、叔父宅の存在が購入側から見ると大きなネックでした。

Ｎ様： 栁澤さん以外の大手各社は、使用貸借の解消は当事者同士で行ってほしいの一点バリで、こちらも困ってしまって。

栁澤： 弊社もせっかくお声がけいただいたので、売却の際は他の3社も含めて行う前提でよいからと伝えました。使用貸借の解消や測量、物件の精査などの事前の作業をお手伝いさせていただくことにしたんです。

Ｎ様： 大手は契約を急ぐだけで、叔父宅との調整等は全くしてくれなかったので、とてもありがたい提案でした。そんな時に大手が「うちは無料で測量を行います。」って言ってきたので、それならお願いしようかと思ってしまったのですが、よくよく確認すると「専任媒介契約※」を締結しなければならないというもの。単純に測量だけを頼むとかなり割高になることが判明して、これはちょっと信頼できないなと感じて。そこでまずは仲介業者の仕切りと測量を栁澤さんに依頼した次第です。
※専任媒介契約：宅建業者を1社に限定する媒介契約

栁澤： 海千山千の仲介業者を仕切るのは素人の方には難しいと思います。

Ｎ様： その後も「条件付き買付書」を申し入れてきた会社もあったんです。その条件が結構ややこしくて……。いろいろな不動産会社から連絡が入るような状況が続くのが煩わしくなって、早く栁澤さんにまとめて欲しいなと、気持ちが変化していました。

栁澤： N様もはじめてのことなのに、よく吟味されて、しっかり対応されていたと思います。弊社としては、叔父宅を含めた売却を提案し、金額も納得いただける買い主をタイムリーに紹介できて、納税期限内の終えることができて、本当によかったです。

Ｎ様： 結果、兄弟姉妹で揉めることなく相続を終えることができたので、信頼できる専門家に出会えたのは大きかったと思います。

栁澤： 終わった後に、ご兄弟皆さんと楽しくお食事ができたのが、良い思い出です。

Ｎ様： 栁澤さんは質問をすれば根拠を含めて答えてくれて、そして実際にも動いていただけて、他の大手とは違って、終始売主サイドの立ち位置でした。取引後もフォローいただけて助かりました。実は自宅の建て替えは、栁澤さんあっての決断なんですよ。

栁澤： そうお聞きして、光栄です。

Ｎ様： 栁澤さんが持ってきてくれた「不動産診断」という資産活用と相続税のシミュレーションがあるでしょ？ あれを読んでるうちに、自宅のところが活用されていないので、賃貸マンションに建て替えようと決心がついたんです。

栁澤： 「この大きな自宅では、せっかくの資産が活用されていないです。」と僭越ながら指摘させていただきました。N様は代々町内会長をされたりして、所謂地元の名士ですから、大変難しい決断だったと思います。

Ｎ様： 残した一棟マンションが古くなっていくなかで、新しい収入源は必要だったのですが、先代からの自宅ですから、ずっと悩みのタネだったんです。栁澤さんの「不動産診断」レポートのおかげで、不安を残すことなく、将来的な投資戦略を踏まえた建て替えを決意できました。

栁澤： それはよかったです。N様にとっては賃貸マンションが完成してからも、資産運用は続きますね。引き続きよろしくお願いします。