本件は「ホーマット」という有名な高級賃貸マンションです。建物は和のテイストで高級感があり、総戸数10戸、全ての住戸100㎡超で、外人さん含め要人が住んでおりました。

リーマンショックから冷めやらぬうちに東日本大震災に見舞われた後の2011年に大手不動産会社より相談を受けた案件です。

相続に伴う不動産売却のコンサル。対象は、旧耐震の賃貸マンション、および親戚に使用させている使用貸借の土地の売却でした。

本ビルは昭和56年竣工の旧耐震建物で、6階までが事務所、7階から上は住宅として分譲されておりました。

既にお取引のある会社が所有しておりました。旧耐震のビルですが、立地が良く賃料が安いので、7割がた埋まっていました。

某企業の代表を務めるYさんから、また相談がありました。

お付き合いが長いお客様です。所有するビルを売って欲しいとのご依頼でした。

本件は、知合いの税理士さんよりクライアントが困っているから話を聞いて欲しいということからはじまりました。

本ビルは、もともとダイビングスクール用のビルでした。その後改修され、1階が店舗として賃貸され、2~4階は事務所として貸されていました。