顧客への紹介

■ 顧客への紹介

コラムvol.7 令和3年2月28日号

ある税理士先生から云われました。「ブロッサム社は不動産に詳しいし、よくやってくれるから、私は良いと思うんだけど、お客さんにどう紹介したらよいか悩むんだよね。」当社「先生そのまま伝えて頂き、とにかく会わせてください。仕事にならなくても構いません。」とお願いしました。その数週間後に先生の顧客である不動産所有者と面談することになりました。お話するとすでに大手の不動産会社に相談していたようですが若い担当でかみ合わない部分があったようで、弊社の進め方等も聞かせて欲しいとのことでした。所有者の法人社長もベストな選択をするために、不動産会社の選択肢が欲しかったとのことでした。

聞くところによりますと、士業というだけで稼ぐことは徐々に難しくなってきており、電子申告の流れは今後税理士の選別を進めることになるだろうとのことです。先生方においても、顧客により貢献するための一助として、弊社をお使いください。大手不動産会社では、実務の担当者は20、30代で経験は少なく、通常取り扱いをしている案件は戸建てや区分マンションのみです。一棟ビルや底地・借地等、ややこしい不動産の場合は、弊社にご用命ください。ご高齢の顧客の場合も、弊社にご用命ください。時間をかけて対応いたします。すっかり宣伝になってしまいました(笑)

■ ブロッサム・トピックス

コロナ渦における弊社の業務においてはこんなことがありました。
X社から某駅の近くで買収を頼まれている案件がありました。

地権者のAさんは、ご高齢でご子息と同居、建物は老朽化していて、1階の店舗は現在使っておらず、2階にお住まい。弊社で売却していただけるようお願いしてから、ご子息が主導してテーブルについていただきました。こちらも足しげく通い金額も頑張って、売却後の買換え等の面倒をみることを前提に話が進み、昨年3月に「買付&売渡し(売買合意)、契約は翌4月」との運びとなりました。

地権者のBさんは、ご高齢のご夫婦で、建物は老朽化していて、1階が店舗で賃貸中、2階にお住まい。当社で売却していただけるようお願いしてからも、なかなか信用していただけず、遅々として話が進みませんでした。

昨年4月コロナによる緊急事態宣言発令となり、依頼主のX社から「待った」がかかりました。X社は大企業ですが、当面投資資金はストップという経営判断とのことでした。当社としては致し方なく、Aさんには謝りに伺い、当面待って欲しいとお願いをいたしました。それから半年後の昨年10月、X社は下期になり投資再開となりました。Aさんのご子息と連絡を取ると、Aさんご自身は夏に病気になり入院してしまったとのことで、それどころではないとのご返答。(お元気だったのでびっくり)X社はなんとかならないかとのことでしたが、今更どうにもなりません。

Bさんと連絡を取ると、コロナ渦でじっくり今後のことを考えると自分たちの年齢では時間が無いことに気づいたとのことで、売りたいとの気持ちに変わっておりました。(急変にびっくり)Bさんとは、今年1月に契約を済ませ、現在移転先のマンション探しのお手伝いをしております。

過ぎてみれば半年間のことでしたが、思いがけないことが起こりました。
コロナ渦はまだ続いております。皆さまお身体ご自愛下さいませ。