超高額マンション売れています

■高額マンション売れています
コラムvol.15 令和5年8月26日号


大きな話題となっているのが「三田ガーデンヒルズ」1002戸です。旧逓信省の跡地約25,000平米に「広尾ガーデンヒルズ」の系譜を継ぐ14階建て全5棟からなるマンションです。マンション住民専用の中庭、季節でお店が変わるレストランやプールを備えています。平均坪単価約1300万円、平均価格約36000万円と高額で、最上階の約500平米は55億を超えると云われております。


さらに高額と云われるのは、森ビルによる麻布台再開発内に日本一高いビルとして聳える「麻布台ヒルズ」内54階から64階に位置する「アマンレジデンス東京」91戸です。完全クローズド販売戦略が採られており情報が開示されておりませんが、最上階ペントハウスは約1500平米で約200億円で売れたと噂されております。

閑話休題、最近当社では高額マンションの賃貸人付住戸(オーナーチェンジ)の販売をさせていただきました。かつて賃貸付き住戸は空住戸に比べて価格が安くなるというのが常識でしたが、プレミアムマンションの一部では賃貸人付き住戸のほうが高くなっております。それもネット3%を切り2%台の利回りで売れております。空住戸は住む人のための商品ですが、賃貸人付き住戸は投資家向けの商品ということになり、価格の考え方が変わります。このように「銀行預金よりお得、かつ相続税評価額を圧縮できる。」という観点から都心の不動産価格がインフレしております。今年「タワマン節税」を封じ込める不動産評価の見直しが国税庁より発表されましたが、まだそのニーズは衰えていないと感じます。
資産価格の変動はマネタリーベースに大きく影響すると云われ、アメリカでは金利を高く誘導しておりますが、世界的にもまだ金余りのようです。日本人はまだ消費よりも貯金を主とした資産防衛の方が多いように思います。デフレの時代は貯蓄が結果正解でしたが、インフレが続くとすれば違う資産防衛が必要になるかと思います。日本では戦後の「土地神話」から「バブル崩壊」「リーマンショック」と続きました。
「歴史は繰り返さないが韻を踏む」と云われますが、今後はどうなるのでしょうか。